400nice記念自作詩「あなたのそばに・・・・」

即席で書いた脈略のない文章ですが、
久しぶりに自作詩書いてみました。

あえて細かな設定はしていませんが、
暇つぶしにでも読んでみて下さい。
（暇つぶしにもならないくらい陳腐な文章ですがww）
束の間のひととき、あなたにこの言葉が届きますように


「ごめんね、最期まで傍にいられなくて」

あなたはそう言って弱々しく微笑んだ

謝るのはあなたじゃないのに

いつも気持ちと反対のことを言って我侭をいってきた

私が悪いのに

出来ない、絶対に出来ないよ

あなたに最期まで寄り添うなんて私には出来ない

あなたを傷つけてきた私にはもう

あなたのそばにいることなんて出来ない

それでも　あなたは

「傍にいて・・・・・・・欲しいんだ」

私の髪を撫でながらそっと呟く

これが最初で最後のあなたの願いなの？

私じゃあなたを苦しめるだけだったのに

あなたとの想い出を追憶するたびに甦る痛みと切なさ

消してしまいたい記憶の欠片

全部受け入れてくれるあなたに縋り付いて頼っていただけなの

その感情は甘えから愛しさへと変わっていったとしても

私には今あなたに想いを伝えられない

ふいに涙がはらはらと零れ落ちた

喉の奥がぎゅっと締め付けられて

苦しくて眼を閉じる

「・・・・・・・・・どう・・・・したの？」

あなたは私に問いかけた

「ごめんね・・・・もっと・・・もっとあなたといたかったのに」

か細い声しか出なかったけれど

けれどその分だけあなたの手を握った

「ずっと・・・・・好きだったのに」

ごめんね、私は繰り返した


そのときだった

あなたが私の手にそっと口づけをしたのは

「その言葉が・・・・聞けてよかった」

安心したように目を細めて

あなたはそっと吐息を漏らす

「もう・・・僕は君の・・・傍にはいられない・・・・・
それでも・・・・・僕は君を忘れないから・・・・・」




『さよなら』



あなたの最期の言葉はそっと溶けていった

私と過ごした想い出とあなたのくれた笑顔が

ゆっくりと絡み合って　　消えてゆく

タグ：自作詩

コメント 2

はわわぁぁぁぁ（｀∀´）

凄い。。。

君は凄いよレイフォン！
by よっちん (2010-09-13 21:41) 

毎度すみませんm(_ _)m
今のブログ扱いづらくて移動しました。
http://jinojino03.blog.shinobi.jp/

ご迷惑かけて申し訳ないです。
それでもしよろしければリンクにレイフォンさんのブログを
入れてもよろしいでしょうか？

返事待ってます。
by ジノ・ヴァインベルグ (2010-09-13 22:26)