この儚くも哀しき世界の中で・・・・ [ファンタジー]
これは、ここから遠く離れた世界の美しき物語。
桜が春風に舞い、桜の木の下に立った少女の上に降り注ぐ。
桜の模様をあしらった着物を着た少女の黒髪は
日の光を浴びて柔らかに輝いている。
「サクラ!!!」
ふいに、若い男の声が少女の名を呼ぶ。
少女は笑顔で振り返り、
「司さん!」と駆け寄った。
少女の名前は「九鳳院 美桜(くおういん みお)」
若い男の名は「天逢院 聖司(てんほういん せいじ)」
二人は、この世界で最も力を持つ四大名家の当主である。
※残りの二つは、龍咲家と紅家である。
「久し振りですね。どうしたんですか?」
優しい声で尋ねる美桜。
「うん・・・・。 ちょっとね」
少しうつむく聖司。そして、腰に差した刀を
ぎゅっと握りしめる。
その手の上からそっと手を重ね、
美桜は
「あなたに、力が備わっていなくても
気にしなくていいんですから。あなたには、この刀がある。
ね?大丈夫ですよ・・・・。」
囁いた。
桜が春風に舞い、桜の木の下に立った少女の上に降り注ぐ。
桜の模様をあしらった着物を着た少女の黒髪は
日の光を浴びて柔らかに輝いている。
「サクラ!!!」
ふいに、若い男の声が少女の名を呼ぶ。
少女は笑顔で振り返り、
「司さん!」と駆け寄った。
少女の名前は「九鳳院 美桜(くおういん みお)」
若い男の名は「天逢院 聖司(てんほういん せいじ)」
二人は、この世界で最も力を持つ四大名家の当主である。
※残りの二つは、龍咲家と紅家である。
「久し振りですね。どうしたんですか?」
優しい声で尋ねる美桜。
「うん・・・・。 ちょっとね」
少しうつむく聖司。そして、腰に差した刀を
ぎゅっと握りしめる。
その手の上からそっと手を重ね、
美桜は
「あなたに、力が備わっていなくても
気にしなくていいんですから。あなたには、この刀がある。
ね?大丈夫ですよ・・・・。」
囁いた。
2010-03-21 18:53
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コメント(2)
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初めまして!!!
私ファンタジー物の物語大好きなんです!!!
とってもおもしろいです!!!(>∀<)♥
nice!入れさせてください!!!!
by oるいo (2010-05-01 23:21)
>oるいoさん
こちらこそ初めまして!
コメント遅れて申し訳ありません!!m(_ _)m
oるいoさんのブログはとても素敵ですね。
私のブログは過疎ブログなので尊敬します^ω^
ファンタジーがお好きなんですか!?
趣味が合いますねぇ>A<♡
by レイフォン (2010-05-07 20:51)